2ページ目   保険やお金の基礎知識

保障金額の決め方

加入の目的がはっきりしたら
次は保障金額を決めます。

いまだ
「ところで、太郎さんはご自分が万が一お亡くなりになったら
家族にどんな暮らしを残してあげたいですか?」


太郎
「ん~  どんな暮らし? ・・・」


いまだ
「例えば、奥さんに苦労させないように
せめて今の生活レベルと同じくらいの暮らしを残したいとか、
自分がいないので、その悲しみの分今よりも良い暮らしを
残してあげたいとかです。」


太郎
「ん~ やっぱり 今と変わらない生活くらい残してあげたいね~」


いまだ
「太郎さん、優しい気持ちを持っているのですね!」


太郎
「いやいや、そんなことはないですよ...」


いまだ
「では、ちなみに今の生活費っていくらくらいなのですか?」


太郎
「ん~ 大体しかわからないけど 多分 35万円くらいかな。」


いまだ
「そうですか、ではその35万円があれば家族が今と変わらない暮らしを
送ることができるのですね?」


太郎
「そうですね~ それだけあればいいと思います。」


いまだ
「保険会社から 太郎さんのお給料のように毎月その35万円が振り込まれる
保険があるのですが、それなら安心ですか?」


太郎
「そうだね、そんなのあるんですか?」


いまだ
「はい、生活費の保証を保険で考える場合は
このような毎月受け取れる保険が良いと思いますよ。
それに毎月の振込み日には太郎さんのことを家族が思い出してくれると思います。
なんだか、天国からの仕送りって感じがしませんか?」


太郎
「そうですね、私は死亡保障で数千万円一時受け取りの保険しか知りませんでした。」



このような、会話で死亡保障の金額が毎月35万円となるわけです。
保障の期間は、ご家族に合わせて設定をします。

例えば、お子様のいるご家庭では、一番下のお子様が大学卒業の22歳までの保障期間
にしたり、または定年の60歳までとかです。

社会保険の遺族年金からの保障もありますので、あまり大きな保障にならないように
気をつけたほうが良いと思います。


生命保険の考え方



いまだ
「太郎さんは、どうして生命保険に加入したのですか?」


太 郎
「ん~ やっぱり家族持ったし 何かあったら不安だし~」


いまだ
「そうですか」
「では実際にどんな事があったら不安になるのでしょうか?」


太 郎
「やっぱり、私が万一死んじゃったりしたら、家族は困るだろうね~」


いまだ
「そうですね、やはり大黒柱がいなくなったら、
生活費などの経済的に大きな打撃になるでしょう」


太 郎
「そうそう、そうなると
こども達も高校とか大学に行く事すら厳しくなっても
かわいそうだしね、自分も大学まで行かせてもらって
親には、感謝してるよ。その分くらいはなんとかね~」


いまだ
「その他には、何かありますか?」


太 郎
「そうなると家内はたぶん働きに出ると思うんだけど、
実際パートの収入では、いいとこ10万円くらいだし、
とても生活できるレベルでは無いからね。
やはり最低限の暮らしが出来るくらいの生活費は守ってあげたいね!」


いまだ
「太郎さん、よく考えているじゃないですか。立派だと思います。」


太 郎
「いやいや、そんな事無いですよ!
家族には、これと言って自慢できる事は何もしていませんよ
ただ家族の幸せを願っているだけです。」



このような会話からどんな事が顕在化されのでしょうか?


大きく2つあると思います。

1つは、こども達の教育費を心配しています。
2つめは、家族の生活費です。

この2点がご主人の万一の死に対する経済的な不安なのです。

こうやって、一つづつ保険加入の目的をハッキリさせていきます。

目的がしっかりとフォーカスできたら、次ぎに具体的な保障金額になります。
この保障金額の事を、保険金額といいます。

保険金額の決め方なのですが、いったいいくらにすればいいのか?
ここがなかなかハッキリしないと思います。

どの様に保障金額を決めるのかは次回に掲載します。


山登りと家族への思いやり

最近ニュースでよく熊がらみの事故がよくあります。
この現象は、きっと人間の生活圏と獣の生活圏との境界線が
崩れてきているからではないのでしょうか?
さて、そんな時事と保険のネタですが
今回は、熊に襲われたり、きのこ取りで山には入り行方不明になったら
と言う事をテーマに書きます。

まず、熊に襲われたら大変なケガをしてしまします。
傷跡が残り重度の後遺障害を負ってしまう事でしょう
そんな時には傷害保険でカバー出来るのはもちろんご存じですね。
さて次に、遭難ですが、山で遭難して数日後に遺体で発見などという
ニュースを良く耳にしますが、この場合の救助捜索費用がご遺族に
請求されるのはご存じですか?

これって警察や自衛隊が無料でしてくれるのではないの?
と思われますが、しかし、いつでも警察が全面的に捜索手配
をしてくれる訳ではないのです。
実際はせいぜい数日で打ち切られます。
そうなると、民間組織での捜索活動になる訳ですが
一体費用はいくらかかるかご存じですか?

出勤手当:3万円(雪山は4~5万円)×人数
諸経費(食事、用具、交通、宿泊等):2~3万円×人数
救助ヘリ:1回のフライトで130万円(最低料金)悪天候時は上乗せ数十万円が
かかります。
仮に捜索隊20名、ヘリ1機で1日捜索したら最低でも230万円かかります。
ビックリですね!こんな活動を10日間したら2300万円です!!

そんな時頼りになるのがやはり保険なのです。
山岳保険というものから通常の傷害保険の特約で救援者費用等補償
というのもあります。
活動の目的に応じて相談してから加入した方がより安心できます。

これからは山のシーズンです。
心が癒される森林浴を存分に味わうためにも
補償を考えてみてはいかがでしょうか?


掛け捨ての保険とは

掛け捨ての保険って本当にお金を捨てているのでしょうか!?

良くお客さんとこんな話になります。
私が思う掛け捨ての保険とは、
掛金を支払い終えたら保障も終わる保険を、掛け捨ての保険と思っています。

念のために、掛け捨てが良いか悪いかの話ではありません。

例えば保険期間が終身で支払期間が60歳払い済み
この保険は、皆様どう思われますか?

私は、掛け捨てでは無いと思います。
理由は、支払い終えたら保障が終身でもらえるからです。


では、保険期間終身で払込も終身払いの保険はどうでしょうか?
私は、掛け捨てだと思います。
理由は、支払い終えると保障も終わってしまうからです。

よく解約返戻金が有るか無いかで掛け捨てかどうかを見ますが、
私はそれだけではないと思います。
解約前提の保険は本来の保障をないがしろにしてしまいます。
保険はあくまでも保険で、資産運用の商品では無いという事がご理解したもらいたいです。
もちろん税制を有効に活用するための保険は良いアイデアだと思います。

これはあくまで私の考え方です。

これからは、保険と資産活用の両面が大切になります。
情報キャッチと実行力でさらに格差が大きくなるかもしれません

あなたは、どちらですか?ウィンク


医療費が戻ってくる!

医療費が戻ってくる!



こんな制度がある事をご存じでしょうか?

それを「高額療養費制度」といいます。

制度の仕組み

同じ病院や診療所で1ヶ月に支払った健康保健適用後の
医療費の総額が80,100円を超える場合には
超えた額のほとんどが健康保健から支給される制度なのです。

例えば、自己負担金が1ヶ月30万円支払ったとすると

30万円に対して21万2,570円が戻ってきます。

ただし適用されない費用があります。
それは、差額ベッド代、食費、先進医療費用、諸雑費などです。

無事に退院されてから生命会社への保険金給付の請求や
高額療養費などの請求など たくさんする事がありますね!

そんなサポートや相談も保険代理店の仕事なんですよ!
みなさま お気軽に相談して下さいね!

やはり 保険は相談から!!


子ども手当給付始まる


先日、衆議院で議案通過しましたね
いよいよ6月から給付が始まりますが

まさか、お父さんの飲み代に変わらないでしょうね~

こども一人あたり 13000円

3人いたら39000円です。

仮に、民主党政権が4年間続き
この給付金を全額積立たらいくらになるのでしょうか

39000円×12ヶ月×4年=1,872,000円ですね
これは利回り0%での計算です。

では、仮にバブル期の利回り6%で計算したらいくらになるのでしょうか?

2,047,500円になります。
175,500円も差額がでます。

すごいですね!
こんな定期預金などがあれば みんなやりますよね・・・

しかし

今日本では0.5%の利率しかありません
場合によっては、銀行のATMでの引き出し手数料で利息はマイナス
してしまいます。

この0金利がこのまま続いて本当に良いのでしょうか?
何もしなければ 何も始まりません。
何かを探して、行動しよう!