山登りと家族への思いやり
最近ニュースでよく熊がらみの事故がよくあります。
この現象は、きっと人間の生活圏と獣の生活圏との境界線が
崩れてきているからではないのでしょうか?
さて、そんな時事と保険のネタですが
今回は、熊に襲われたり、きのこ取りで山には入り行方不明になったら
と言う事をテーマに書きます。
まず、熊に襲われたら大変なケガをしてしまします。
傷跡が残り重度の後遺障害を負ってしまう事でしょう
そんな時には傷害保険でカバー出来るのはもちろんご存じですね。
さて次に、遭難ですが、山で遭難して数日後に遺体で発見などという
ニュースを良く耳にしますが、この場合の救助捜索費用がご遺族に
請求されるのはご存じですか?
これって警察や自衛隊が無料でしてくれるのではないの?
と思われますが、しかし、いつでも警察が全面的に捜索手配
をしてくれる訳ではないのです。
実際はせいぜい数日で打ち切られます。
そうなると、民間組織での捜索活動になる訳ですが
一体費用はいくらかかるかご存じですか?
出勤手当:3万円(雪山は4~5万円)×人数
諸経費(食事、用具、交通、宿泊等):2~3万円×人数
救助ヘリ:1回のフライトで130万円(最低料金)悪天候時は上乗せ数十万円が
かかります。
仮に捜索隊20名、ヘリ1機で1日捜索したら最低でも230万円かかります。
ビックリですね!こんな活動を10日間したら2300万円です!!
そんな時頼りになるのがやはり保険なのです。
山岳保険というものから通常の傷害保険の特約で救援者費用等補償
というのもあります。
活動の目的に応じて相談してから加入した方がより安心できます。
これからは山のシーズンです。
心が癒される森林浴を存分に味わうためにも
補償を考えてみてはいかがでしょうか?